その晩は雨が強く降っていた。
そんな日に暇を持て余していると肝試しをしようと言い出し、出るというトンネルに向かった。
現場に着き、トンネルの手前で脇に車を一時停車した。
その手の感覚は鈍いほうなんだが、なんとなく嫌な雰囲気を感じた。
しばらくの休憩の後、ゆっくりとトンネルに進入を始めた。
こういう体験は初めてなので妙な高揚感を感じた。
友人達もいい年して遊園地にきた子どもみたいに目を輝かせていた。
そんなに寂れた場所ではないんだが後続の車が来なかった。
なので出来る限りスピードを落として進んだ。なにか起きることを期待して
しかし、何も起こらない内にトンネルの終端まで来てしまった。
友人達も何か妙な物を見た様子はなかった。
もう一度行ってみようということになり、トンネルの端でUターンさせた。
今度も何も起こらない。つまらないので何度も往復しようということになった。
雨が強くなってきたのか、車を叩く音もうるさくなってきた。
3、4往復したころだろうか突然友人の一人が「おい、もう帰ろう」と言い出した。
何も起こらくて、飽きたのかと思ったんだが、どうも声の調子がおかしい。
出口が見えるあたりで車を停車させ、後ろを振り返った。
帰ろうと言い出した友人は肩を縮め、寒さに震えるような格好をしていた。
もう一人の友人はその様子を見てキョトンとしている。
「ん?どうした?何か見たのか?」と聞くが「とにかくここを出よう」と言うばかり
まさか『何か』を見たのか?期待と不安で動機が早くなってきた。
雨が一層強くなり、ボンネットを叩く音が耳ざわりに感じる。
2020年3月23日月曜日
2019年10月20日日曜日
ウグイスパン
こんばんは、こうちゃんです。
これは、ホラー感はないけど、子供の身には怖いですね。
先日
買い物途中に妹から連絡があり
「娘がどんなのか知りたいそうだから、ウグイスパン買ってきてー」と頼まれたので
買って持っていったら、姪っ子(反抗期真っ盛り)が
「ウグイスが入ってないならウグイスパンじゃない!」と喚いたので
姪っ子には食べさせずに、妹とふたりで食べた
昨日
妹から「娘が謝ってるから、ウグイスパンもう一度お願い」と連絡があったので
今度は自分で焼いたパンを持って行った
姪っ子の謝罪はやっぱり口だけだったようで
「ちゃんとウグイス入ってるの~?」とニヤニヤしながら喰いつき
鶏肉が入っているのに気づいて無言になった
私と妹の分はちゃんとしたウグイスパンだが、
姪っ子の分はボイルした鶏肉パン
ひと口食べてトイレに駆け込み、なぜかそのまま出てこなかった
こうちゃん
これは、ホラー感はないけど、子供の身には怖いですね。
先日
買い物途中に妹から連絡があり
「娘がどんなのか知りたいそうだから、ウグイスパン買ってきてー」と頼まれたので
買って持っていったら、姪っ子(反抗期真っ盛り)が
「ウグイスが入ってないならウグイスパンじゃない!」と喚いたので
姪っ子には食べさせずに、妹とふたりで食べた
昨日
妹から「娘が謝ってるから、ウグイスパンもう一度お願い」と連絡があったので
今度は自分で焼いたパンを持って行った
姪っ子の謝罪はやっぱり口だけだったようで
「ちゃんとウグイス入ってるの~?」とニヤニヤしながら喰いつき
鶏肉が入っているのに気づいて無言になった
私と妹の分はちゃんとしたウグイスパンだが、
姪っ子の分はボイルした鶏肉パン
ひと口食べてトイレに駆け込み、なぜかそのまま出てこなかった
こうちゃん
2019年9月16日月曜日
消えた家族
こんばんは、こうちゃんです。
切ない上に怖い
---
少女のところにお星さまが降り立ちました。
「なんでも一つ願いをかなえてあげよう」
お星さまはいいました。
少女は泣いていました。
「家族を消してちょうだい!あんな家族、まっぴらよ!」
次の日、少女が目を覚まして一階へおりると、いつものようにおかあさんと
おとうさんとおにいちゃんがいました。
少女は後悔しました。
その夜、再びお星さまは少女の目の前にあらわれました。
「気に入ってもらえたかな」
少女はいいました。
「昨日のおねがいをとりけしてちょうだい」
お星さまはいいました。
「一度かなえたおねがいはとりけせないよ」
少女は泣きました。
---
家族は消えたはずなのに、一緒に暮らす人たちはいる
→どこかにいる本当の家族が消されてしまった
ということになりますね。
こうちゃん
切ない上に怖い
---
少女のところにお星さまが降り立ちました。
「なんでも一つ願いをかなえてあげよう」
お星さまはいいました。
少女は泣いていました。
「家族を消してちょうだい!あんな家族、まっぴらよ!」
次の日、少女が目を覚まして一階へおりると、いつものようにおかあさんと
おとうさんとおにいちゃんがいました。
少女は後悔しました。
その夜、再びお星さまは少女の目の前にあらわれました。
「気に入ってもらえたかな」
少女はいいました。
「昨日のおねがいをとりけしてちょうだい」
お星さまはいいました。
「一度かなえたおねがいはとりけせないよ」
少女は泣きました。
---
家族は消えたはずなのに、一緒に暮らす人たちはいる
→どこかにいる本当の家族が消されてしまった
ということになりますね。
こうちゃん
死ぬのはこいつ?
こんばんは、こうちゃんです。
俺の息子は、時々、(写真でも、画像でも)人の顔をじっと指さすという、妙な癖があった。
指をさされた人物が必ず3日以内に死ぬ、と言うことを知ったのは、つい最近のことだ。
今日も、テレビをつけようとしたとき、息子は、じっと画面を指さしていた。
付いたテレビには、大物議員の姿が。
へえ、こいつも死ぬのか。
---
テレビをつけようとした時には、
画面には反射で、「俺」が映っていたはず、
てことは・・・
こうちゃん
俺の息子は、時々、(写真でも、画像でも)人の顔をじっと指さすという、妙な癖があった。
指をさされた人物が必ず3日以内に死ぬ、と言うことを知ったのは、つい最近のことだ。
今日も、テレビをつけようとしたとき、息子は、じっと画面を指さしていた。
付いたテレビには、大物議員の姿が。
へえ、こいつも死ぬのか。
---
テレビをつけようとした時には、
画面には反射で、「俺」が映っていたはず、
てことは・・・
こうちゃん
2019年9月10日火曜日
お姉ちゃん
こんばんは、こうちゃんです。
これはいけないやつ
---
オバケって本当にいるとおもいます。
小さいころ、わたしにはお姉ちゃんが見えていました。
同じきたない服をきて、いっしょに住んでいました。
でもある日お姉ちゃんは見えなくなりました。
パパと、ママが宝くじをあてました。
びんぼうだったから、そんなはくちゅうむを見たのだと言われました。
今はとってもしあわせです。
でもそろそろ宝くじのお金がなくなっちゃいそうです。
---
最初いたお姉ちゃんがいなくなり、大金が・・・
お姉ちゃんを売った?or 保険金殺人etc?
そして、そのお金が尽きると次は??
こうちゃん
これはいけないやつ
---
オバケって本当にいるとおもいます。
小さいころ、わたしにはお姉ちゃんが見えていました。
同じきたない服をきて、いっしょに住んでいました。
でもある日お姉ちゃんは見えなくなりました。
パパと、ママが宝くじをあてました。
びんぼうだったから、そんなはくちゅうむを見たのだと言われました。
今はとってもしあわせです。
でもそろそろ宝くじのお金がなくなっちゃいそうです。
---
最初いたお姉ちゃんがいなくなり、大金が・・・
お姉ちゃんを売った?or 保険金殺人etc?
そして、そのお金が尽きると次は??
こうちゃん
2019年8月22日木曜日
友人が仕組んだ!?
友人とキャンプに行ったんだ
遊び疲れてブラブラ一人で歩いてると結構長い吊り橋が
下は川で、落ちたらひとたまりも無い様な高さ
スリル感を味わいながら渡ってると、いきなり踏み板が外れ転落!
幸い転落防止用のネットに引っかかり事なきをえた
悲鳴に気付いた友人が急いで助けに来てくれた
俺「死ぬかと思った」
友人「大丈夫だったか?ホント、ロープ位修理して欲しいよな」
---
「俺」は踏み板が外れて転落したのに、友人はロープが原因と言っている、友人がロープに細工して落とそうとしていた可能性が高い。
こうちゃん
遊び疲れてブラブラ一人で歩いてると結構長い吊り橋が
下は川で、落ちたらひとたまりも無い様な高さ
スリル感を味わいながら渡ってると、いきなり踏み板が外れ転落!
幸い転落防止用のネットに引っかかり事なきをえた
悲鳴に気付いた友人が急いで助けに来てくれた
俺「死ぬかと思った」
友人「大丈夫だったか?ホント、ロープ位修理して欲しいよな」
---
「俺」は踏み板が外れて転落したのに、友人はロープが原因と言っている、友人がロープに細工して落とそうとしていた可能性が高い。
こうちゃん
2019年8月15日木曜日
眠りに落ちた美女
ある日僕は学校の美術室の掃除当番だった
早く終わらせて帰ろうと思い急いでいたら
一枚の絵が大事そうに飾られているのを見つけた
その絵はとても綺麗な女の人の肖像画だったが
少し不気味で目に特徴があった
とても大きな瞳でこっちをみている気がした
なんだか怖くなり急いで掃除を終わらせ帰った
次の日学校は大騒ぎになっていた
例の美術室の絵が盗まれたのだ
最後に絵を見たということで僕は美術の先生にいろいろ聞かれた
「なるほど掃除をしてた時にはちゃんとあったんだね」
「間違いないです、あの絵は高価なものなんですか?」
「あれは『眠りに落ちた美女』といって私の知人の画家が自分の娘
の寝顔を見て描いたものなんだ、特に価値はない
最も画家も娘ももうこの世にいないけどね」
「そうなんですか・・・」
あの絵は結局見つからなかった、
不思議なことに泥棒が入った痕跡はなかったらしい
---
寝顔を描いたのに、
目に特徴!?大きな瞳?
こうちゃん
早く終わらせて帰ろうと思い急いでいたら
一枚の絵が大事そうに飾られているのを見つけた
その絵はとても綺麗な女の人の肖像画だったが
少し不気味で目に特徴があった
とても大きな瞳でこっちをみている気がした
なんだか怖くなり急いで掃除を終わらせ帰った
次の日学校は大騒ぎになっていた
例の美術室の絵が盗まれたのだ
最後に絵を見たということで僕は美術の先生にいろいろ聞かれた
「なるほど掃除をしてた時にはちゃんとあったんだね」
「間違いないです、あの絵は高価なものなんですか?」
「あれは『眠りに落ちた美女』といって私の知人の画家が自分の娘
の寝顔を見て描いたものなんだ、特に価値はない
最も画家も娘ももうこの世にいないけどね」
「そうなんですか・・・」
あの絵は結局見つからなかった、
不思議なことに泥棒が入った痕跡はなかったらしい
---
寝顔を描いたのに、
目に特徴!?大きな瞳?
こうちゃん
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