2017年5月26日金曜日

進んでしまったら戻れない

よく三歩歩いて二歩下がるっているが俺には無理だ
だって二歩は無意味になるんだからだったら一歩ずつ前進すればいいじゃんと俺は思うんだけどな
それに俺はそんな地道にやる時間なんてないし
一歩進むごとにいままで俺をこき下ろしてた上司とかが敬語になるし
見下してた奴らも今じゃ俺を見上げてるしいい気分だ
お前らとは根性が違うところを見せつけてやりたい
俺は更に一歩前進した


 


 


 


 


 


 


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飛び降りかな


2017年5月12日金曜日

シュール

男が、マンホールの上で飛び跳ねていた。

「47、47、47、47、47…」 男は満面の笑みを浮かべて、数字を繰り返し呟いている。

それを見た紳士が、 「君はずいぶんと楽しそうだが、ちょっと私にもそれをさせてくれないか?」 それを聞いた男は、嬉しそうに紳士に場所を譲った。

紳士は「47」といってジャンプしたが、その後の声は聞こえなかった。

そして、マンホールの上では、男が 「48、48、48、48…」


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そうやって落とされた人数のカウントだったのですね・・・

2017年4月24日月曜日

・・・先生は!?

お前さ、あの時の事覚えてるか?小学校の時の遠足。
俺らの学校は、4年生の俺と、3年のお前、あと2年で山田と谷本の
4人しか生徒いなくってさwホント、ド田舎だったよなぁ。
で、「全校生徒参加で遠足だ」とかいって行ったアレw
俺はハッキリ覚えてるよ。遠足なのに近所の山に登っただけでさ、
だけどトラブル続きで楽しかったよなぁ。
最初のトラブルは、ほら、あれだ。ボロい吊橋をみんなで渡ってたら、
谷本のやつが真ん中らへんで怖くなって、座り込んで泣き出してやんのw

次がお前だwみんな普通に歩いてるのに、お前だけ拾った木の枝で
そこらの藪をガサガサしながら歩いててwww
ヘビに咬まれて、今度はお前が泣き出したんだよw
毒蛇じゃなくてよかったよなぁ。すげーウケたのがその時の先生の言葉。
「これが本当の『やぶへび』です。」
俺すげー大笑いしてさ、お前も泣きながら笑ってるのが余計に俺ウケたw え?覚えてない?
あとさ、「あれ熊じゃね?」ってみんなでビビってたら、ただの岩だったとか。

しかし…最後のはマジもう終わりだと思ったよね。もう少しで学校に
つくってところでイキナリ崖崩れ。全員土砂に飲まれちゃってさ。
…俺は見たよ。飲まれる瞬間、お前が山田だけを庇おうとしたのw
その山田が今、お前の嫁さんなんだもんなぁ。
なに、あの頃から目をつけてたわけ?w

助けが来たのって1時間後ぐらいだっけか。
最初に俺が救出されて、谷本、山田、で最後にお前って順番だった。
あの遠足のすぐ後だったよな…。廃校になったのは。


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救出された順番、人数的に、

どなたか足りてないですよね。


そりゃ廃校にもなりますねえ。

2017年4月7日金曜日

目・・・

ある日僕は学校の美術室の掃除当番だった

早く終わらせて帰ろうと思い急いでいたら
一枚の絵が大事そうに飾られているのを見つけた

その絵はとても綺麗な女の人の肖像画だったが
少し不気味で目に特徴があった

とても大きな瞳でこっちをみている気がした

なんだか怖くなり急いで掃除を終わらせ帰った

次の日学校は大騒ぎになっていた

例の美術室の絵が盗まれたのだ

最後に絵を見たということで僕は美術の先生にいろいろ聞かれた

「なるほど掃除をしてた時にはちゃんとあったんだね」

「間違いないです、あの絵は高価なものなんですか?」

「あれは『眠りに落ちた美女』といって私の知人の画家が自分の娘 の寝顔を見て描いたものなんだ、特に価値はない 最も画家も娘ももうこの世にいないけどね」
















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寝顔のはずなのにね

2017年3月15日水曜日

漢字て

小学校に入る前の娘と遊園地に行った

入り口には看板が貼ってあって、楽しんでねと書かれていた
 
まだ字が読めるようになったばかりの娘が、まじまじとその看板をみていて微笑ましかった

ジェットコースター、観覧車、コーヒーカップ、と色んな乗り物に乗ったが、
しかしどうにも娘はそわそわして楽しんでいる様子がない

俺はせっかく遊園地に来たんだから入り口に書いてあるようにしないと駄目だぞ、と言うと
やたら暗い顔になる

まだ遊園地は早かったのかもしれない


仕方ないから帰ることにした

そして娘はその日自殺した

俺は今でも自分を許せない







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漢字が読めなかったのか

2017年3月4日土曜日

猫のエサはだれが食ったの??

しょうもない話になっちゃうんですけど
前に俺以外の家族全員が父親の実家に帰省しに行ってた時あった
俺は学校のテスト期間だったし家の猫の世話もあったから
地元にいたわけ
といっても自分は結構ビビリ
夜に猫の餌置いたらすぐにサーっと二階の俺の部屋に入って
寝ちゃおうと階段登ろうとしたら
猫も寂しいのか擦り寄ってきてさ
こっちも怖いから部屋に連れてったわけ
んで、猫と部屋一緒で寝たんだけど
夜頃になんか猫が俺を起こしてくんの
夜に起こすなよ、怖いなー、って思うけど
切羽詰ったみたいに鳴いてくるから
部屋の扉開けて外に出すと一目散に階段駆け下りるのね
で、階段すぐ下に猫のトイレあるんだけど、そこでウンコしてんの
あー、トイレいきかったんだー、って空になった餌入れながら
猫見ててふと思ったわけ
あいつ俺の部屋の扉を自分で開けれないから
俺が起きなかったら部屋でウンコしてたわけじゃん
寝て起きて枕元にウンコあったら怖いよな





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部屋があけれないのに・・・

いったい誰が猫の餌を食べたんでしょうねえ・・・

猫がとんでもない高速でエサ食べて階段登ってきたのかもしれませんけどもw

2017年2月24日金曜日

どうやって??

夏休みって事で彼と遊園地のお化け屋敷に入った。

とにかく私は怖がりで、中が真っ暗なだけでもうガクブル。

彼の腕を肘ごと抱え込んで、目もつぶって俯きながら歩いた。
 
彼に胸が肘に当って気持ちいいwとか言われたけど、恐くて怒る気にもなれなかった。

彼は「こんなん作りもんじゃんw」って言うんだけど、私はもうキャーキャー叫びまくり。

目をつぶってて何も見えないから彼がたまに「うわっw」とか言うだけでビクビクしてしまった。

最後の方なんて「もう少しだから頑張れw」なんて彼に背中をさすられながら半泣きで、何とか出口まで歩いた。

外に出て彼の腕を放すと、くっきりと私の手形が付いててどんだけだよ自分wとあまりのへたれっぷりに笑ってしまった。



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通常この状態で背中は触れませんね・・・