2018年9月14日金曜日

雑居ビルのエレベーター

運送会社の配達員をしていた頃の話。 
いつも通り昼間の配達にまわっていた。 

それは繁華街の路地裏にある、築うん十年も経ってるであろう古くて人気もない雑居ビルに行った時のこと。 

真夏だったし割と上階へ登らなければいけなかった為、つい怠けてエレベーターを使おうとした。 
ボタンを押すと、すぐ扉は開いた。 

すると、突然女性が酷い顔をして「うわあああ」狂った様に叫びながら飛び出してきて、思わず後退りした。 
その女性はそのまま繁華街へと走って消えた。 

何だろう、ヤクザに酷い事でもされたか?ラリってるのか? 
こんな湿っぽい雰囲気のビルだ、中で何がやってるかわからない…。 

恐る恐るエレベーター内を覗いて確認するが何も無い。 
階段から人が降りてくる気配も無い。 

不気味だな、さっさと荷物置いて出よう。 
そう思いながらエレベーターに乗った。

そのエレベーターの中のボタンには「閉」のボタンしかなかった。 

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つまり、外から誰かがボタンを押さないと、エレベーターから出れなくなってしまった・・・と?

こうちゃん

2018年9月3日月曜日

無人島で7人?

こんばんは、こうちゃんです。

「一年前、うちの大学の生徒が無人島で7人全員死んだって事件あったよな?」
「あぁ、あったな。それがどうした?」
「実は、その事件の模様を映したビデオがここにあるんだよな~♪」
「マジで?!」「えぇ~うっそー」「怪しい」「・・・ホントに?」みんなそれぞれ勝手なことを言っている。。。
「まぁ、とりあえず観てみようぜ~」
ビデオが再生されると初めは普通の旅行のようだったが、その夜に一人の死体がみつかるとそこからはパニック映画のようだった。みんな震え、怯えている。
そこから次々と死体で発見されていき、結局はカメラマンと一人の少女が残った。少女は言う。
「あなたが犯人なんでしょう?!私が犯人なわけないもん!それに、こんな状況でビデオ撮ってるなんておかしいわよ!」
「違うおれじゃない!これは警察に証拠として、渡すために・・・」
少女は最後まで話をを聞かずに外に飛び出していった。それをすぐ追いかけるカメラの男。
そこで、急に画面が黒くなり次には無残な少女の死体と首吊り自殺をしたと思われる、カメラの男が映っていた。そこでビデオは終わった。

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よくある、最後にまだ誰かいる系のコピペですね。
最後に少女の死体と、自殺した最後の男、って
一旦カメラは途切れたというのに、それをビデオにとったのは誰なんでしょうね。

こうちゃん